いよいよ各所から今年のヒナ達がやって来てます。前回のマレーモリフクロウや
アカアシモリフクロウとは別のブリーダーさんとなりますが、ニセメンフクロウのひなのご紹介となります。
ニセメンフクロウ Oriental Bay owl
Phodilus badius
インドシナ半島周辺。及び各島嶼部など250〜400グラム240〜320ミリ翼開帳約580〜700ミリ

ヒナのうちから見るとメンフクロウぽいですが、目の形状が違うことでニセメンフクロウと分かります。
初めて見た時はメンフクロウ?と思うほどでしたが、最近ではだいぶ小さなうちから分かるようになって来ました。
なかなか日本国内の繁殖例もありませんでしたが、最近では各地で繁殖が聞かれるようになって来ました。
綿羽のひなはなかなかお目にかかれません。
餌はヒヨコが主で、ぶつ切りにして、骨打ちしたひよこを一日に3〜4回与えています。
モリモリ食べさせて大きな個体に成長させてみると、
メンフクロウとは全く違う動きや個性を楽しむことができます。
名前は似ていますが、全くの別の生き物と思って飼育してみてはいかがでしょうか?
ポツポツと繁殖されるようになり、かなり珍しい猛禽類の部類となりますが、
値段は10年ほど前は1,000,000円ほどしていましたが、今回は安め価格の680,000円でご提供です。
飼育のご相談などもお受けいたしますので、この機会にニセメンフクロウをヒナから育ててみて下さい。
写真の個体は、孵化後二週間ほど両親に育ててもらって、その後、人工育雛に切り替えています。
育雛開始して、十分に人から普通に餌をもらえるように調整してあります。
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